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| ■ | CD『秋庭歌一具』芸術祭優秀賞受賞 株式会社ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル 武満徹: 秋庭歌一具/伶楽舎 平成14年度(第57回)芸術祭贈賞理由(レコード) |
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| ■ | 毎日新聞“今月私の3枚” 武田明倫 『秋庭歌一具』は武満の雅楽(1979)。6曲からなる一具(一揃い)で東京楽所(中心 メンバーは宮内庁楽部)初演。当時の伶人たちの多くが「これは雅楽ではない」と決 め付けた中で作品にほれ込んだのが芝 祐靖。宮内庁を退職しこの作品の演奏のために 同志と「伶楽舎」を結成。生前の武満からは常に「全体に速いのね」と注文をつけられたというが、練りに練っての「けじめ」の演奏。昨年4月サントリーホールでのコンサートの機会にわざわざホールを借りての録音。秋の庭。ししおどしの音とともに 「音楽」が舞い降り、夢のときを過ごして去ってい行く。 礒山雅 『秋庭歌一具』は現代作曲家と雅楽の出会いの結実だが、昔と今の完璧な融合に驚か される。雅にして玄妙な時間が流れ、まさに天上の奏楽を覗き見る思いだ。作品といい演奏といい、現代日本の最高の成果に数えられよう。 梅津時比古 『秋庭歌一具』によって武満徹の方法が極めて雅楽に親近性を持っていたことがわかる。 ( 上記三名中二名より第一位の評価をいただきました。) |
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中島健蔵音楽賞 特別賞
音楽監督の芝 祐靖氏は基本となる古典雅楽の端正な演奏を目指しつつ、一方で伶楽舎 の独自路線として、彼自身が長く手がける廃絶曲の復元演奏や正倉院復元古代楽器に よる演奏、そして現代作曲家による新作雅楽の演奏を積極的に展開してきた。しかも、雅楽不休のために従来の雅楽演奏の場だけではなく、むしろなk外のコンサートホールや音楽祭などに演奏活動を展開してきた。 (選考委員 石田一志) |
| ■ | 物語性豊かな芝の「呼韓邪單于」 意欲的な活動を続けている雅楽の演奏グループ伶楽舎の委嘱新作を集めた公演「伶倫楽遊」を聴いた。芝 祐靖作曲の雅楽組曲『呼韓邪單于〜王昭君悲話〜』(初演)、芝は「漢書」など漢籍によりながら、全体を王昭君と呼韓邪の純愛の物語としてまとめ、7曲約五十分の組曲とした。伝統的な響きが続く作品だが、山田流箏曲の下野戸亜弓が王昭君役で歌を担当し、古典雅楽にはない味わいを聞かせた。彼女が場面に会わせて華麗な衣装から北方民族をイメージさせる簡素な装束へと装いをあらためた演出も効果的。 東京・津田ホール |
| ■ | 東京オペラシティで聴いた雅楽 きらめく音が天上から降り注いだ。十月二十五日夜、東京・オペラシティコンサートホール・タケミツメモリアルで聴いた雅楽は、従来の雅楽のイメージを塗り替えた。(中略)「ホール全体が『良く響る楽器』を目指し」設計されているというが、雅楽には、このホールはまさしく「よく響く楽器」。キラキラとした音に包まれる、演奏を聴きながらまず、そんな言葉が浮かんだ。管弦がこれほど興趣に富む音楽とは、不覚にもこの夜まで気がつかなかったのだ。 東京・オペラシティーコンサートホール |
| ■ | 「日本の響き〜雅楽彩々」雅楽観変える革新性 かつては、きびしくも保守的な姿勢に終始していた雅楽が、いま自由に新しい境地をひらきはじめた。それを強く印象づけたのが、「日本の響き〜雅楽彩々」(二十二日いずみホール)である。(中略) 大阪・いずみホール |
| ■ | よみがえる雅な平安絵巻 「白薄様、濃染紙の紙・・・」と歌いながら、狩衣や衣冠をつけた楽人たちがしずしずと入場し、床におかれた楽器を手に取る。やがて、笙や龍笛、鉦鼓、琵琶が次々と奏でられ、響きが層を成すように重なって、雅な雰囲気に満たされて行く。(中略)再現されたのは「露台乱舞」平安ー室町時代に宮中で神事の後に催された娯楽的な雅楽の儀式。 東京・サントリーホール |